2022年度の優良PTA文部科学大臣表彰を受けた豊見城市立長嶺中学校PTAの木代安恵会長らが3月14日、県教育庁を訪ね、半嶺満県教育長に受賞を報告した。
長嶺中PTAは、保護者と教員が負担なく参加しやすい環境づくりのほか「できる人が、できることを、少しずつ」を合言葉に運営の効率化を図っている。毎週学校玄関や特別教室などに生花などを飾る「花キューピット」や、教職員の負担軽減を目的にICT(情報通信技術)を活用した朝の安全指導・あいさつ活動を展開する。
木代会長は「保護者だけでなく、先生や子どもたちと連携できたことが賞につながった。コロナ禍の制限に歯がゆいこともあったが、受賞は身にしみる思いだ」と喜びを語った。半嶺教育長は「学校に寄り添い、心のこもった活動に敬意を表したい」と話した。
(吉田早希)