それぞれの進路 アナウンサーの狩俣さんと宮城さん、玉城南風原町議ら、母校の開邦中高でトークショー


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開邦中・高校生へアドバイスする卒業生の(左から)宮城さつきさん、狩俣倫太郎さん、玉城陽平さんとファシリテーターの上里直司さん=南風原町の同校体育館

 開邦中学・高校PTA文化部はこのほど、南風原町の同校体育館で「卒業生トークショー~今だから話せる開邦時代の私~」を開いた。同校卒業生の狩俣倫太郎さん(琉球放送アナウンサー)、宮城さつきさん(フリーアナウンサー)、玉城陽平さん(南風原町議)の3人が「いい友に巡り会えた」という学生時代を振り返りながら、現役生の進路について「自分の興味、関心を広げて」とエールを送った。

 狩俣さんはヘアメークの仕事を親に反対されてアナウンサーになった経緯を振り返り「親は人生の大先輩であり、一番みなさんのことを考えている存在」と語った。

 久米宏さんのニュースステーションで首里城前から生中継した宮城さんは「原稿をほぼ自分で書いて、現場での経験が今につながっている」と述べた。

 玉城さんは京都大で大好きな数学に没頭した日々や「自分は何がしたいんだ」と自問し、市民が主体となりテクノロジーを活用して社会課題を解決していくシビックテックの活動に取り組んできた経歴を話した。