県中小企業家同友会は4日、南城市のユインチホテル南城で2023年度合同入社式を開いた。参加した35社に、計94人が仲間入りした。新入社員は各代表から辞令を受け取り、2日間の研修会が始まった。
研修会初日は各社の代表らが社会人としての心構えなどについて指導した。2日目は先輩社員が体験を踏まえた報告や自己管理の在り方などの講義を予定している。
同友会の真栄田一郎代表理事(マエダ電気工事社長)はあいさつで「これから何がしたいのか、何ができるようになりたいか。目標を持って会社から誇りに思われる立派な社会人、社員になってほしい」と呼びかけた。
新入社員を代表し大宮工機の登川晴天さん(22)、イカリ消毒沖縄の平安山萌さん(22)が決意表明。登川さんは「研修で学んだことを実践につなげられるよう目的意識を持って取り組みたい」と話した。(謝花史哲)