こども記者を対象にしたこども家庭庁の記者会見が4日、東京・霞が関と、オンラインで行われた。3月のこども新聞サミットに参加した13人のこども記者が、小倉将信こども政策担当相に、少子化対策や政策決定への子ども参加のあり方などを質問した。りゅうPON!こども記者の上原紅愛(くれあ)さん(12)=糸満市、西崎中1年=もオンラインで参加し、制服とジェンダーについて質問した。
中学入学前の上原さんは、学校の制服について「女子はズボン、男子はスカートを着けてもいいと言われるけど、女子は気軽にできても男子がスカートを着けるには勇気がいると思う。このハードルの違いはどうしたら解決できると思いますか」と質問した。
小倉担当相は「それぞれがこうありたいと言える多様性のある社会づくりが重要。学校でも偏見や固定観念をなくすような取り組みをしていきたい」と答えた。
(高良利香)