お部屋に「小さな沖縄」いかが 本部町・備瀬のフクギ並木を鉢植え商品化


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新商品を平良武康町長(左から4人目)に贈呈した兼次貴之代表(同5人目)=3月23日、本部町役場応接室

 【本部】オンケース合同会社(本部町)とJTB沖縄(那覇市)は3月23日、本部町役場を訪れてフクギの新商品「フクキタル」の紹介と贈呈をした。フクキタルは本部町備瀬のフクギの種を発芽させて丁寧に育て、20センチほどに成長した苗木。葉っぱが3~4枚になった1年程度の若木を鉢植えした。

 先祖代々守られてきた備瀬区のフクギ並木。そのフクギの苗木を鉢植えして全国に向けて販売する。部屋の「小さな沖縄」化を目標にしている。

 本部町のふるさと納税・旅先納税の商品になれるような安定した商品供給を目指すとともに、備瀬のフクギが多くの人に楽しんでもらえることを目指している。

 平良武康町長は「備瀬区で取れたフクギの種だという価値観がある。新しい観光資源として成長させてほしい」と話した。問い合わせは、電話090(7920)9315(兼次)。 (上間宏通信員)