【浦添】東陽バス(南城市、新入勝行社長)は4月から、南城市と浦添市のサンエー浦添西海岸パルコシティをつなぐ路線バス系統391番「城間線」を本格運行している。3月24日、新入社長が浦添市役所に松本哲治市長を訪ね、運行開始を報告した。
新入社長は「本島を横断する路線バスは少ない。391番が浦添市民の足になってもらえればうれしい」と語った。
東陽バスは昨年11月から試験的に391番を運行していたが、利用客の多さなどから本格運行を決めた。391番は浦添市内などを通る系統191番の路線を一部延長したもので、与那原町、南風原町、那覇市を経由する。新たに増えた停車バス停位置は(1)第二城間(2)港川(3)牧港五丁目(4)港川崎原(5)サンエーパルコシティ前―の5カ所。
東陽バスによると、パルコシティが発着地になったことで、運転手の休憩時間を確保でき、負担軽減につながるという。報告を受けた松本市長は「東西線は市民からの要望も多かった。多くの市民に391番をアピールしていきたい」と語った。
(吉田健一)