沖縄県は13日までに、那覇市の県道221号(那覇内環状線)の「那覇大橋」の架け替え工事に伴い、古波蔵方面から奥武山方面への通行が15日午前6時から仮橋を使用すると発表した。古波蔵向けはこれまで通り那覇大橋を通行できる一方、奥武山向け車線は取り壊し工事のため通行止めとなる。
仮橋は新たな那覇大橋が完成するまで当面の間、使用する。片側2車線で歩道もある。
那覇大橋は1970年度に建設され、老朽化や道路幅が現行政令に適さないなどの理由により、2011年度から架け替え工事が始まっている。新たな那覇大橋は4車線で長さ147メートル、幅27.5メートル。道路も歩道も幅が広がる。
ただ、県南部土木事務所によると、工事は当初想定より難航しており工期は遅れている。担当者は「完成時期は見通せない」としている。 (梅田正覚)