あす号砲 宮古島トライアスロン 優勝へ闘志を燃やす招待選手ら


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
記者会見を終え、健闘を誓い合う(左から)太田麻衣子、戸原明子、戸原開人、西内洋行、山本真二、三澤慶記、菅沼伸哉、親泊昌彦=14日、宮古島市平良のJTAドーム宮古島(大城直也撮影)

 【宮古島トライアスロン取材班】第37回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)に出場する招待選手8人が14日、宮古島市のJTAドーム宮古島で共同記者会見を行い、4年ぶりの宮古島大会への意欲やレースの展望などを語った。優勝や上位入賞を目指す選手らは、本番に向け、闘志を燃やしている。

 2019年大会の王者、戸原開人(茨城)は、今大会のレース距離が短くなったことについて「苦手なスイムが据え置きの3キロのままなのが許せない」と笑いを誘いながらも、「距離が短くなったのは残念だが、実力でしっかり優勝をできるようにしたい」と4度目の優勝へ意気込んだ。

 女子は優勝争いが想定される前回大会3位の戸原明子(茨城)と5位の太田麻衣子(東京)が笑顔でレースプランを話し合った。戸原が「スイムで太田さんに先に越されるので、バイクで追いつける位置でスイムを上がり、バイクで前に出たい」と話すと、太田は「バイクは戸原選手が来るので様子を見ながら、練習で走った新しいランのコースを知っている強みを生かし、ベストパフォーマンスを出したい」と語った。

 前回大会県勢1位の山本真二(うるま市)は「島民の皆さんに交通規制などで1日迷惑をかけるが、お邪魔しますという気持ちですごく感謝している。4年ぶりの大会を精いっぱい楽しみたい」と力を込めた。

 会見にはほかにも西内洋行(兵庫)、三澤慶記(愛知)、菅沼伸哉(豊見城市)、親泊昌彦(那覇市)が参加した。