沖縄のホワイトビーチ「地域の重要な基地」 米軍司令官と自衛隊の司令が会見


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取材に応じる(左から)西新屋光男平敷屋区長、在沖米海軍艦隊活動司令部のパトリック・ジーカン司令官、海上自衛隊沖縄基地隊の坂野祐輔司令=14日、うるま市のホワイトビーチ

 在沖米海軍艦隊活動司令部のパトリック・ジーカン司令官(大佐)と海上自衛隊沖縄基地隊の坂野祐輔司令(1等海佐)らは14日、米海軍と海自が共同使用しているうるま市のホワイトビーチでインタビューに応じた。ジーカン氏はホワイトビーチについて、日米のほか国連軍が使用できる全国七つの基地の一つであり、最近はオーストラリア、フランスなどの艦艇を受け入れたと説明。「この地域のとても重要な基地だ」と話した。坂野氏は、台湾海峡や東シナ海における緊張の高まりを念頭に、海自における最南端の拠点としてホワイトビーチの重要性は「ますます増している」と意義を強調した。

 15、16日に開催されるホワイトビーチフェスティバルなどに触れ「日米同盟は日本の安全保障において不可欠なものだ。われわれも関係強化の一翼を担っている」と話した。
 (知念征尚)