琉球新報社 
日本トランスオーシャン航空（JTA）と琉球エアーコミューター（RAC）は14日、離島在住者を対象とした離島割引と特定路線離島割引対象の10路線の航空運賃が、現行運賃から9％の値上げになると発表した。18日の購入分から適用される。
県が離島住民の航空運賃を約4割低減する負担軽減事業（離島割）で、補助の対象を値上げ後の運賃とすることを正式決定したことを受け、新たな運賃をまとめた。
JTAとRACは3月3日に離島割引と特定路線離島割引の対象路線で約9～15％の値上げになると発表していた。今回の県の決定を受け、運賃を据え置いた那覇―久米島、宮古―多良間路線を除き、値上げ幅が圧縮された。
（與那覇智早）
