パワハラ、セクハラで市職員2人を処分 宜野湾市


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
宜野湾市役所

 【宜野湾市】宜野湾市は14日、市教育委員会指導部の40代男性主査に停職1カ月、市福祉推進部の50代男性主査に減給6カ月の懲戒処分を出したと発表した。処分は3月30日付。

 市によると、市教委指導部の男性主査は非常勤職員に対し、自身の機嫌が悪い時に無視し、仕事を教えなかったり、車内で長時間の話し合いを強要したりするなど複数人に対してパワーハラスメントを行ったという。パワハラが原因で退職した非常勤職員もいた。同主査は2021年度にもパワハラで厳重注意を受けていた。

 福祉推進部の男性主査は、業務内外で複数の職員に対してセクシュアルハラスメントに当たる言動や不必要に身体に触れる行為が複数回あったという。

 松川正則市長と仲村宗男市教育長は市ホームページに連名で「大変遺憾であり、市民の皆さまに深くお詫び申し上げます。再発防止策を講じるとともに法令遵守(じゅんしゅ)・綱紀粛正に努め、信頼回復に職員一丸となって取り組んでまいります」と、謝罪のコメントを掲載した。
 (名嘉一心)