「島ぜんぶでおーきな祭 第15回沖縄国際映画祭」(同実行委員会主催)が15日、那覇市の桜坂劇場や北中城村のイオンモール沖縄ライカムなどで始まった。期間中は県内10カ所で映画上映やお笑いステージ、関連イベントが開かれる。16日は正午から国際通りでレッドカーペットがある。映画祭は16日まで。
那覇市の桜坂劇場で上映した「なんでかね~鶴見~ガーエーにはまだ早い~」では、舞台挨拶に渡辺熱監督と比嘉秀海さん、いーどぅしのかーなーさん、ガレッジセールの川田広樹さん、宮川たま子さんが登壇した。
同作は沖縄にルーツのある人たちが多く住む神奈川県横浜市鶴見が舞台。比嘉さん演じる主人公が鶴見で活動しているエイサー団体との触れ合いや祖父のメッセージを通じて、ウチナーンチュとしての自らの生き方を見つめ直し、成長していくストーリー。
渡辺熱監督は「鶴見は沖縄以上に沖縄らしい場所。ぜひ映画をみて、鶴見にも行ってみてほしい」と話した。