「観光事業者が自然環境考えたい」 国頭3村で「アースデイ」イベント 22、23日 やんばるSHINKA 沖縄


社会
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「やんばるSHINKA」のメンバーら=19日、琉球新報北部支社

 【北部】地球環境の保護を考える22日の「アースデイ」に合わせ、国頭3村の観光関連6事業者らでつくるネットワーク「やんばるSHINKA」は22、23の両日、各地で体験プログラムを実施する。「アースデイアクションオキナワやんばる会場」と題し、30を超えるプログラムを通し、自然環境保護や持続可能な地域づくりについて来場者と共に考える。

 大宜味村の旧喜如嘉小学校で、やんばる地域を舞台にした映画「HAPPY SANDWICH」の出演者らによるトークショーや、企業による環境保護を考える催しなどを実施。国頭村では、道の駅やんばるパイナップルの丘安波で、地域の草花を瓶詰めにするハーバリウム作りなどが実施される。

 やんばるSHINKAの山上晶子さんは「観光の比重が増えていく中で、事業者が自然環境を考えたい。『観光が自然を守る』ことを表現していきたい」と語り、多くの来場を呼びかけた。一部プログラムは事前予約制で、詳細は「やんばるSHINKA」のホームページ参照。問い合わせはインスタグラムのダイレクトメッセージで受け付けている。
 (池田哲平)