琉球新報社 
【沖縄】沖縄市は導入している親子（母子）手帳の電子版アプリ「OKIOKO」の機能を拡充し、小児予防接種の予診票などをアプリで管理できるサービスを始めた＝写真。市によると、アプリ導入は県内初という。
市は3月、市内の0～2歳児4159人の各世帯に専用のQRコードを送付した。アプリをダウンロードしてQRコードを読み取ると、予防接種歴の確認や接種予定日の登録、デジタル予診票への回答などができる。従来通り紙での手続きもできる。
実施するのは愛聖クリニック、あさとこどもクリニック、じねんこどもクリニック、やんハーブクリニックの4医療機関。今後も医療機関を増やす予定。医療機関にとっても、データ入力作業が減るなど事務作業が簡便化される。
市こども相談・健康課の内間安研課長は「忙しい子育て世帯のサポートになってほしい」と話した。問い合わせはこども相談・健康課、電話098（938）2691。
（古川峻）
