3年ぶりの感触たまらない つかみ取り、漁見学にファン行列 うるま市・平敷屋漁港で「もずくまつり」


社会
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手づかみの感触を楽しみながらモズクを袋に入れる来場者=16日、うるま市の平敷屋漁港

 【うるま】うるま市勝連平敷屋の平敷屋漁港で16日、勝連漁業協同組合(上原勇行組合長)主催の「もずくまつり」が開催された。コロナ禍で中止となっていたイベントが3年ぶりに開催され、待っていたとばかりに大勢のモズクファンが集まった。

 舞台では地域の子どもたちのかわいらしい踊りや女性たちのフラダンス、モズクの早食い競争で盛り上がった。

 モズク漁の見学体験もあり、養殖現場までの遊覧は大人気。8隻の漁船で対応し、行列ができていた。体験を終えた家族連れは「楽しかった。海がすごくきれいで透き通っていて、モズクがゆらゆら揺れているのが見えた」と興奮さめやらぬ様子だった。モズクのつかみ取りにも行列ができて、その触感を楽しんでいた。(東松根信子通信員)