父譲りの豪腕炸裂 ボクシング仲里周磨が日本王者 県内ジム所属では21年ぶりタイトル


この記事を書いた人 琉球新報社
3回KO勝ちの仲里(左)はジムの会長でもある父・繁氏とガッツポーズ(撮影・村上大輔)=26日夜、東京・後楽園ホール(スポーツニッポン新聞社提供)

 【東京】プロボクシングの日本ライト級タイトルマッチ(10回戦)が26日夜、東京・後楽園ホールであり、仲里周磨(オキナワ、中部商出)が、王者・宇津木秀(ワタナベ)に3回1分40秒でKO勝ちし、王座を獲得した。タイトルは県内ジム所属で21年ぶり。2度目の挑戦で成し遂げた。

 仲里は戦績を13勝(8KO)2敗3分けとした。宜野湾市出身の26歳。父は元東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオンの繁さん。

 試合後、仲里は「世界に通用するような厚みのあるチャンピオンになりたい」と語り、防衛戦は「沖縄でやりたい」と期待した。