台湾と宮古の周辺海域でヨットレース 6月に世界から500人 5年ぶり開催へ


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5年ぶりの台琉友好親善国際ヨットレース開催に向けて意見交換する台湾・基隆市の関係者と座喜味一幸宮古島市長=3月30日、宮古島市

 【宮古島】台湾・基隆と宮古島市などの周辺海域で開催される台琉友好親善国際ヨットレースが5年ぶりに開催される。宮古島市は、姉妹都市の基隆市と6月中旬の大会開催を目指して調整している。基隆市の関係者11人はこのほど、宮古島市役所を訪れ、座喜味一幸市長と意見交換した。

 大会には台湾や日本、香港をはじめ、世界各国から約500人が参加し、約50艇でレースを競う予定だ。

 座喜味市長は「基隆市とは人と物の交流を活発化させ、お互いが発展していくことが大切だと思う」と話し、大会開催を交流を深める機会にしたいとした。基隆市政府民政處(しょ)の張淵翔(チャンエンシャン)處長は「ヨットレースを機に産業の交流も進めていきたい」と語った。
 (友寄開)