コザ卓球クラブ、激戦を制す 九州大会へ「狙うは1位」


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シングルスで確実に打ち返すコザ卓球クラブの岸本ゆずか

 卓球の県中学生選手権大会が30日、県立武道館で行われ、男子は花木卓球クラブジュニア(奥間ニイナ、宮城翔吾、當真愛翔、原國政翔、奥戸煌、仲村清矢)が優勝した。女子はコザ卓球クラブ(稲嶺仔香、吉里琉花、中山しげる、高江洲朱理、上原野愛、岸本ゆずか)が頂点に立った。

 女子団体のコザ卓球クラブが激戦を制した。シングルスは稲嶺仔香が勝利したが、吉里琉花が敗れた。それでもダブルスの中山しげる・高江洲朱理ペアがストレートで勝利し、優勝に王手をかけた。

 シングルスの岸本ゆずかは先制を許すも、3ゲームを奪取して勝利。上原野愛は第5ゲームまで突入する接戦の末に敗れたが、チームは栄冠をつかみ取った。

 岸本は「1セット取られたのが悔しかった」と言い、力を出し切った。上原は「雰囲気よく声を出せた」とチームの雰囲気が勝利を呼び込んだことを確信する。5月6日からは九州大会が始まる。「狙うは1位」と目標を口にした。
 (名波一樹)