世界一の歌手目指して 仲座苺花さん(11)、豊見城市【こどもの日2023】


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サンミュージック沖縄に所属し、マルチなアーティストを目指す仲座苺花さん=4月30日、那覇市泉崎の琉球新報社

 とよみ小6年の仲座苺花(いちか)さん(11)=豊見城市=は昨年3月の「SunMusic美らスターオーディション」特別賞を受賞した。今年4月、晴れて芸能事務所サンミュージック沖縄の所属アーティストとなった。

 初舞台は6歳の頃。祖母の友人の紹介で名護フェスタに出演し、大津美子の「ここに幸あり」を歌い上げた。歌を好きになったきっかけは、体調を崩した祖母のために歌った際に感激されたこと。現在は沖縄市の事務所に週4日通い、2時間のレッスンを受ける。

 全国生涯学習カラオケ大会1位などの経験を積み、全国放送の番組にも複数回出演してきた。年内には演歌または歌謡曲でのソロデビューを予定している。歌手だけでなく、モデルやアイドルなどマルチなアーティストを目指している。

 「喜んでくれる方を思い夢に向かって頑張っている。一人一人に感謝して世界一の歌手になりたい」と語る。
 (西田悠)