国際エネルギー情勢と沖縄のとるべき戦略とは 和光大・岩間教授が講演 沖縄経済同友会の5月例会


この記事を書いた人 琉球新報社
沖縄経済同友会の例会で講演する和光大学の岩間剛一教授=8日、那覇市のロワジールホテル那覇

 沖縄経済同友会の5月例会が8日、ロワジールホテル那覇であり、資源エネルギー論や産業組織論などが専門の和光大学の岩間剛一教授が「ウクライナ危機から1年 国際エネルギー情勢と沖縄」と題して講演した。

 資源エネルギーの専門家として、ウクライナ危機が国際エネルギー情勢に与える影響と今後予想される原油、天然ガスの価格高騰について解説した。

 岩間教授は「離島が多い沖縄では分散型のエネルギー供給が求められる」とし、「太陽光発電、風力発電、などの再生可能エネルギーの強化、台風に強い風力発電など、一つの考えにこだわらず、多角的戦略を取ることが重要」と強調した。
 (普天間伊織)