強制わいせつ容疑で元児童福祉司の県職員の男を送検 沖縄県警


この記事を書いた人 アバター画像 仲井間 郁江
強制わいせつで逮捕された県職員の男を那覇地検に送致するため糸満署を出る車両=10日午後1時すぎ、糸満署

 沖縄県警は10日午後、児童相談所の児童福祉司としての立場を利用し、県内の小学校の一室で面接していた女子児童に身体を接触させるなどのわいせつな行為をしたとして強制わいせつの容疑で9日に逮捕した県職員の男(32)=八重瀬町=を、那覇地検に送致した。県警は認否を明らかにしていないが、関係者によると容疑を大筋で認めている。男は10日午後1時すぎ、身柄があった糸満署から車に乗せられ、那覇地検に送られた。

 逮捕容疑は2023年3月ごろ、県内の小学校で女子児童にわいせつ行為をした疑い。

 県警捜査一課によると、児童との面接は小学校の一室で就学時間中に行われた。容疑者は児童と2人きりになり、わいせつ行為におよんだ。その様子をスマートフォンで撮影した数分間の動画を保存していたという。