復帰を問う5・15平和行進、今年は13日に実施 中、南部の2コースに県内外から1800人 14日に県民大会


この記事を書いた人 琉球新報社
昨年の平和行進の様子=2022年5月14日、沖縄市(ジャン松元撮影)

 沖縄県内を行進して沖縄の日本復帰の内実を問い直す「第46回5・15平和行進」(同実行委員会主催)が、今年は13日に行われる。沖縄本島での行進は、従来は3日間ほどかけて実施していたが、1日のみの実施となる。県内外から約1800人が参加する見通しで、当日の一般参加も受け付けることにしている。

 本島での行進は「中部基地」「南部戦跡」の2コースを設けている。「中部基地」は読谷村役場を午前9時半に出発し、米陸軍トリイ通信所、米空軍嘉手納基地などを経て北谷町役場までの約12キロを行進する。南部戦跡は午前9時半に糸満市役所を出発し、白梅の塔やひめゆりの塔などを経て平和祈念公園まで約11キロの行進となる。

 12日は那覇市の琉球新報ホールで結団式を開き、14日には宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟で県民大会を開く。15日には石垣市で行進する。
 (小波津智也)