本部町・塩川の警告看板、事業者が再掲示を求める 副知事が市民団体との意見交換で明かす 辺野古新基地


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那覇地方裁判所(資料写真)

 【辺野古問題取材班】辺野古新基地建設に対する抗議行動の現場となっている本部港塩川地区(沖縄県本部町)に、県が大型車両の往来を妨害する行為は禁止行為に当たるとの警告看板を一時掲示した件に関連し、池田竹州副知事は11日、名護市の県北部土木事務所で市民団体と意見交換し、抗議行動に関する安全確保を改めて要請した。

 意見交換は非公開で「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の山城博治現地闘争部長らが参加した。山城氏によると、看板の撤去後、県が事業者側から看板の再掲示をするよう求められていると県側は説明した。15、16日には東京から多くの参加者が予定されていることもあり、山城氏らは従来通り、安全な抗議活動を続ける旨を県側に伝えた。

 池田副知事は会合後「必要があればまた意見交換をしたい」と話した。

(増田健太)