三連協会長に桑江沖縄市長 格納庫建設計画は嘉手納町の考えを尊重


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2023年度の事業方針などを確認する嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会=11日、沖縄市役所

 【中部】沖縄市、嘉手納町、北谷町で構成する「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)は11日、2023年度総会を沖縄市役所で開き、新たな会長に桑江朝千夫沖縄市長を選任した。冒頭のみ報道陣に公開され、終了後に桑江市長らが取材に答えた。

 嘉手納基地の防錆(ぼうせい)整備格納庫の移設計画については総会議題に上がらなかったが、桑江市長は「(現計画に反対する)嘉手納町の考えを尊重したい。新たに今後の方針などが明確に示された時に話し合いたい」と述べた。

 23年度の事業方針などを話し合い、昨年から外来機の飛来が相次ぎ、騒音が激化していることに引き続き注視していく姿勢を示した。
 (古川峻)