キングス、CS準決勝へ王手 名古屋Dに91-85で先勝 後半追い付き突き放す


この記事を書いた人 琉球新報社
琉球―名古屋D 第1Q、シュートを決めるキングスのジョシュ・ダンカン=12日、沖縄市の沖縄アリーナ(小川昌宏撮影)

 プロバスケットボールBリーグ1部の年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)が12日、開幕した。琉球ゴールデンキングス(西地区1位)は沖縄アリーナでのクオーターファイナル第1戦で、ワイルドカード上位でCS出場を決めた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区3位)と対戦し、91-85で勝利した。同日は琉球新報社の冠試合として行われた。

 前半は名古屋Dの変則的な守備に得点の流れを止められたキングス。その中でもジャック・クーリーやアレン・ダーラムのオフェンスリバウンドから得点を決めながら、名古屋Dに食らいつき、第2クオーター(Q)終了間際に岸本隆一が距離のある2点弾を決めて41-44で折り返した。
 後半は今村佳太の3点弾で追いつき、クーリーのシュートで勝ち越し。その後は一進一退の展開となるが残り35秒で今村の3点弾、速攻からのダンカンのシュート、ファウルゲームで得たフリースローをダーラムが決めて突き放した。

 第2戦は13日午後6時5分、同会場で行われる。キングスが勝利した場合、セミファイナル進出を決める。1勝1敗で並んだ場合は15日に第3戦が行われる。