琉球新報社 
【与那国】陸上自衛隊与那国駐屯地への地対空ミサイル配備計画などについて、与那国町民15人が連名で10日に沖縄防衛局に質問状を提出し、15日の住民説明会で文書で回答することを求めていた件で、住民によると12日午後5時過ぎに、防衛局から電話で文書による回答は「できない」と連絡があったという。
住民が文書で回答できない理由を文書で回答するよう求めると、防衛局は難色を示した上で「検討させてもらう」と述べたという。
質問状を提出し防衛局から連絡を受けた男性は「どうして文書で答えることができないのか。島民を守るというが、本当に私たちを守ってくれるのか疑問が膨らむばかりだ」と怒りの声を上げた。
沖縄防衛局は琉球新報の取材に「担当者不在のため確認できない」とした。
（照屋大哲）
