12日の準々決勝第1戦では距離のある3点弾で会場を沸かせた岸本隆一。13日の第2戦は得点こそ伸びなかったが、激しい守備で会場を沸かせた。
前からしつこく相手選手をマークし、相手に得点につながるパスを出させなかった。相手のビッグマンにも体を当てに行きながら、3度のオフェンスファウル(OF)を奪い、相手の攻撃の芽を摘み取っていった。「得点よりも守備に神経を使っていた」と振り返る。
得点力のある名古屋Dに2試合続けて80点以上取られたが、「強力な勢いを生む名古屋Dに(守備で)これだけやれたのは、来週以降もチームとして自信になる」と確かな手応えを得て、準決勝へ挑む。
(屋嘉部長将)