中城湾港など整備を求める うるま市長、政府に 防衛予算の活用も要請


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貨物船が入港する中城湾港東ふ頭岸壁=2017年撮影

 【東京】うるま市の中村正人市長は16日、岡田直樹沖縄担当相や斉藤鉄夫国土交通相、井野俊郎防衛副大臣を訪ね、中城湾港新港地区「東ふ頭岸壁」の延伸整備、「中部東道路」の整備などを要請した。

 要請後、中村市長は2024年度の予算編成が迫る中、沖縄自動車道沖縄北インターチェンジ出口付近からうるま市与那城の海中道路までを結ぶ高規格道路「中部東道路」と、「東ふ頭岸壁」の延伸整備の早期実現が「市政の長年の課題だ」と強調した。

 防衛省への要請については「沖縄振興が減少傾向でハード事業が目減りしている。影響を受ける事業への補填(ほてん)として防衛予算の活用をお願いした」とした。
 (安里洋輔)