自民シェルター議連が先島諸島を視察 22日から 首長から要望や避難の計画聞き取り 沖縄


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与那国島(資料写真)

 【東京】自民党の「シェルター(堅固な避難施設)議員連盟」(幹事長・片山さつき参院議員)は22日、先島諸島を訪問して各首長からシェルター設置に関する要望や住民避難の計画を聞き取る。港湾などのインフラ施設も視察する。

 与那国町で糸数健一町長と面談した後、祖納港や久部良港を視察する。糸数町長は有事の住民避難に向けて既存の祖納港に代わり、南側の町比川に港湾を整備することを求めている。石垣市で中山義隆石垣市長や前泊正人竹富町長とも会う。

 地元選出の西銘恒三郎衆院議員や国防部会長を務める国場幸之助衆院議員も同行予定。議連からは片山氏のほか、共同代表の塩谷立衆院議員らも参加する。

 政府は先島諸島での住民用避難シェルター設置を検討しており、2023年度は基礎的な調査を行う計画。

(明真南斗)