男子・座波(首里東3年)、女子・太(ギノワンボウル)が全国の頂点つかむ 県勢が男女制覇 ボウリング全日本選抜選手権大会


この記事を書いた人 琉球新報社
ボウリングの全日本選抜選手権を制した男子の座波政斗(左)と女子の太琳華=21日、埼玉県の新狭山グランドボウル(全日本ボウリング協会提供)

 埼玉県の新狭山グランドボウルで19~21日の3日間開催されたボウリングのNHK杯第56回全日本選抜選手権大会で、男子の座波政斗(首里東高3年)と女子の太(ふとり)琳華(ギノワンボウル)が頂点をつかみ、県勢として男女同時優勝を果たした。

 座波は優勝決定戦で西山響(青森)を225-165で破った。太は200-187で入江菜々美(三重)との接戦を制した。県勢男子は2010年、2019年に優勝した安里秀策以来、3度目の栄冠。県勢女子は初制覇。太は723点でハイシリーズも獲得した。

 座波は「小学生の頃から憧れていた舞台で優勝できてうれしい」と話した。

 太は「うれしいというより、びっくりしている気持ちの方が強い。家族や友人からも祝福された」と述べた。
 (大城三太)