ごみ処理施設で住民説明会開催へ 南部広域行政組合 沖縄


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南部広域行政組合の臨時議会=24日、八重瀬町東風平

 【南部】南部広域行政組合議会(銘苅哲次議長)の臨時議会が24日、八重瀬町の同組合で開かれた。南城市、西原町、与那原町、八重瀬町のごみ処理を担う東部環境美化センター(与那原町)の緊急的な修理に関わる7907万円を盛り込んだ補正予算案を可決した。臨時議会後の全員協議会では、白紙撤回されたごみ処理施設の一元化に関して事務局が経緯を説明。老朽化した同センターの使用期間が延びることから「周辺住民への説明会の実施を調整したい」とした。

 参加議員からは、東部環境美化センターの使用延長について周辺住民から不安の声が上がっているとの報告があった。関係市町の全議員にも経緯を説明し、8月末までに4市町(西原町、与那原町、糸満市、豊見城市)に推薦を募っている、新炉建設の候補地を一丸となって考えていくべきだという意見もあった。
 (上江洲仁美)