米軍北部訓練場の電柱移設へ共同使用認める 日米合同委、3件で合意 沖縄


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防衛省

 【東京】防衛省は24日、この日の日米合同委員会で沖縄電力が北部訓練場内に設置している電柱を移設するために訓練場の一部(約600平方メートル)を共同使用することに承認を得たと発表した。電柱の保守管理のため、沖電から要望が上がっていた。

 キャンプ・ハンセンの一部土地を返還して金武町が一般廃棄物最終処分場を建設する計画について、工事のために返還に先行して共同使用することも合意した。一部返還は2017年に合意、25年度に工事完了見込み。

 13年に日米両政府が合意した嘉手納より南の米軍施設・区域の返還・統合計画の関連で、ハンセンで金属リサイクル施設1棟(約770平方メートル)やその付帯施設を整備することも合意した。
 (明真南斗)