「だろう運転ではなく、かもしれない運転を」 日本郵便読谷分室の集配運転手ら38人が宣言


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地域の模範ドライバー・ライダー宣言をした日本郵便読谷集配分室の職員ら=15日、読谷村の読谷集配分室

 【読谷】日本郵便沖縄支社読谷集配分室の集配ドライバーら職員38人は15日、地域の交通安全運動などに積極的に取り組もうと「地域の模範ドライバー・ライダー宣言」を行った。沖縄郵便局の西里博務局長は「常に譲り合いの精神で運転マナーを守り、交通事故を絶対に発生させないという強い気持ちを持って取り組んでいく」とあいさつした。

 読谷集配分室では安全運転の心得などを毎日のミーティング後に唱和するなど事故防止に取り組んでいる。嘉手納署の東江善平署長は「赤色の郵便車両は信頼、安全、安心の象徴。市民や子どもたちの交通安全意識の高揚につながるものと期待している」と激励した。

 16歳で免許を取得し、これまで無事故無違反の集配ドライバー仲村渠満さん(36)は「だろう運転ではなく、かもしれない運転を心がけている。地元を走る一人として運転マナーの向上に努めたい」と抱負を述べた。
 (高辻浩之)