台風2号、先島諸島は1日から暴風の見込み 本島でも警報級の大雨となる恐れ(29日午後6時現在)


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台風2号の予想進路(29日午後6時現在)

 大型で非常に強い台風第2号は29日午後3時現在、フィリピンの東にあって、1時間におよそ10キロの速さで北西へ進んでいる。沖縄気象台によると、31日から先島諸島の南海上を北上し、強い勢力で6月3日にかけて沖縄地方へかなり接近する見込み。
 
 先島諸島では6月1日から2日ごろにかけて暴風となる見込み。台風の進路によっては、沖縄本島地方も6月2日から3日ごろにかけて暴風となる恐れがある。

 大雨にも警戒が必要で、先島諸島は31日から6月2日ごろにかけて、沖縄本島地方は6月2日ごろから3日ごろにかけて警報級の大雨となる恐れがある。

 台風2号は中心の気圧が950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の東側220キロ以内と西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。中心の東側800キロ以内と西側500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴い、先島諸島では大しけ、沖縄本島地方と大東島地方ではしけている。台風の進路によっては、沖縄本島地方は30日から、大東島地方は6月1日ごろから大しけとなる恐れがある。