沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は30日、那覇市の沖縄産業支援センターで定時理事会を開催した。2022年度決算は5397万円の損失を計上し、3年連続の赤字となった。
売上高に当たる経常収益は、おきなわ宿泊事業者感染防止対策等支援事業の減少などから、前年度比46%(14億5046万円)減の16億7339万円となった。人件費や管理費など、OCVBからの持ち出しによる固定経費などが影響した。
ブセナ海中公園などの事業収入が増加したことなどから、前年度決算より赤字幅を1億4008万円縮小した。
23年度の補正予算として、離島観光活性化促進や観光人財育成・確保、FIBAバスケットボールワールドカップ2023開催に向けた機運醸成などの事業に1億4436万円を計上することも承認された。
(與那覇智早)