東京沖縄県人会が法人化へ 会員600人超 7月8,9日に初の「沖縄フェア」を浅草で


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東京沖縄県人会総会・懇親会で、締めのカチャーシーを踊る会員ら=5月28日、千代田区の日本教育会館

 【東京】東京沖縄県人会の第65回定期総会(仲松健雄会長)が5月28日、千代田区の日本教育会館で行われ、来年4月1日付で一般財団法人化に向け取り組むことなどを決めた。また、来月、主催イベントして「沖縄フェア・浅草」が初開催されることが報告された。

 法人化について、仲松会長は「この2年間で会員が331人増加し、計600人超になった。それに伴い会費収入が増え、財政安定化が図られた」と話し、今後も会員増強キャンペーンを継続し、任意団体から法人化に向け具体的準備に入ると説明した。また、青年委員会を新設し、若年層会員の活力を取り込み一層の組織活性化につなげていく方針も示された。

 「沖縄フェア・浅草」は7月8、9の両日、浅草すしや通り商店街で開催される。沖縄物産の販売やエイサー、琉球舞踊などが披露される。

 引き続き行われた懇親会では、琉球舞踊や民謡なども披露され、ビールや泡盛で交流を深めた。県人会最高顧問の川平朝清さんも息子のジョンさんと出席、9月に開催される朝清さんのカジマヤー祝いへの取り組みに感謝した。

(謝花稔)