「ミス沖縄」休止、その後は? 9月に方向性 OCVB、今月に検討委 新たな観光大使


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 沖縄の観光や物産のPRに従事する「沖縄観光親善大使ミス沖縄」の選出事業の休止を発表していた沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は5月30日、新たな観光親善大使の在り方についての検討委員会を6月中に開催することを発表した。委員会は3回開催する予定、OCVBは「可能な限り早めに新たな観光親善大使制度を決定する」としており、9月ごろに方向性を決める方針。

 さまざまな視点からの意見聴取が必要であるとして(1)学識経験者(2)観光分野有識者(文化・スポーツ含む)(3)物産分野有識者(4)IT分野有識者(5)観光親善大使経験者など(6)学生―の6分野から検討委員を選定する。6月中に第1回委員会を設置し議論を踏まえて2回目以降の委員会日程を検討する。6月以降、県民や観光客からのパブリックコメント、賛助会員からの意見聴取も実施する。

 同日に開催されたOCVBの定時理事会でかりゆしの平良朝敬会長は「沖縄観光が復興し始めているタイミングで、観光親善大使がいないのがとても寂しい」と話した。

(與那覇智早)