
沖縄県は2日、新型コロナウイルスのゲノム解析の結果、新たにオミクロン株の亜系統3種を初確認したと発表した。
県衛生環境研究所が5月1~24日に計119検体を解析した結果、世界保健機関(WHO)が「現在流行中の注目すべき変異株」とするXBB・1・16系統と、「現在流行中の監視下の変異株」となるXBB・1・9・2系統、XBB・2・3系統が確認された。
県によると、新たな変異株は人の流れが活発な5月の大型連休以降に持ち込まれたとみられる。特定の変異株が感染拡大を引き起こしている可能性は低いという。
(嘉陽拓也)