琉球新報社 
【八重瀬】沖縄県八重瀬町の「南の駅やえせ」が5月27日、リニューアルオープンした。物産館の野菜売り場を拡充したほか、特色ある調味料コーナーを設け、「料理好きが楽しめる」売り場に生まれ変わった。5月27、28の両日は記念イベントが開かれ、多くの人でにぎわった。
野菜売り場にはピーマンやキャベツといった町産野菜が並ぶ。調味料コーナーには、しょうゆマイスターが選んだ全国のしょうゆをそろえ、料理に合ったしょうゆが選べる。テナントの飲食店も3店舗が新たに加わった。27日はタイムセールや景品が当たる抽選会が催され、レジには長い列ができていた。
駅を指定管理する町観光物産協会の石川勝弘会長は「料理好きな人や若い人が楽しめるよう、調味料やパスタの売り場を設けた。地場産野菜が手に入る町の台所としてだけでなく、料理の新たな発見ができる場として利用してほしい」と話した。午前9時～午後6時。第3火曜日定休。
（岩切美穂）
