2023―24シーズンからBリーグ1部に昇格する佐賀バルーナーズは9日、石垣市出身の鈴木龍雄(27)=前原高―九州産業大出=が22―23シーズンで現役引退すると発表した。
183センチ、85キロでポジションはシューティングガード。“八重山初のBリーガー”として九州産業大学卒業後の19年にライジングゼファー福岡に加入し、同年に佐賀へ移籍した。21年11月に右膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、22―23シーズンは練習生として活動した。
鈴木は球団ホームページで「何度も大けがに悩まされ、悔しさの方が多いキャリアだった気がします。最後、新アリーナでB2優勝、B1昇格という最高の瞬間を経験できたことは一生の宝物です。また、次の道でも鈴木龍雄らしく進んでいきますので、応援していただけるとうれしいです」とコメントした。