コザの街に響く「おめでとう」 キングスがパレードと優勝報告会 多くの人でにぎわう 沖縄市


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
Bリーグで初優勝を果たし大勢のファンに祝福されコザゲート通りをパレードするキングスの選手たち=10日午後4時すぎ、沖縄市(喜瀨守昭撮影)

 【沖縄】プロバスケットボールBリーグで初優勝した琉球ゴールデンキングスの優勝パレードと報告会が10日、沖縄市のコザゲート通りなどで行われた。キングス商店街実行委員会が主催。通りは大勢のファンで埋め尽くされ、コザの街がにぎわった。

 パレードは、キングスの選手や桶谷大ヘッドコーチなど20人以上がパルミラ通りや一番街商店街、サンシティ商店街を練り歩いた。

 優勝記念のTシャツを身に着けたファンも多く、拍手や指笛を送った。選手はファンとハイタッチしたり、握手したりして声援に応えていた。

 コザゲート通りに設置された特設ステージで行われた報告会は、選手やヘッドコーチ10人が登壇。県出身の選手、岸本隆一さんは「結果が出ない時もたくさんの応援があり、優勝を勝ち取ることにつながった」とファンに感謝した。

 桶谷さんは「皆さんの笑顔を見ることが幸せです。おめでとう!」と声を張り上げた。主将の田代直希さんは「来年も優勝トロフィーを持ってくる」と誓った。

 岸本さんが司会を務める質問コーナーもあり、優勝の裏話や選手の良い所を披露し合うなど、和気あいあいとした雰囲気に包まれた。

 最後はバスに乗った選手に向かい、ファンも一つになって「GO! GO! キングス」の声が上がった。

(古川峻)