サイバージム、沖縄に初施設 セキュリティー分野の人材創出へ 沖縄・名護に来月開所


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 サイバージムジャパン(東京、石原紀彦社長)は9日、東洋システム開発(東京、松本博之社長)、沖縄トランスフォーメーション(那覇市、中島洋社長)と連携し、沖縄初となるサイバーセキュリティートレーニング施設「サイバージム沖縄」を、名護市のみらい5号館に開設すると発表した。7月6日に開所し、サイバーセキュリティー分野の人材創出を目指す。運用開始は8月を予定している。

 サイバージム社は2020年設立。国内やアジア圏でサイバー領域での保安技術の習得を支援しており、沖縄は国内10カ所目。県内でも企業や個人を対象に世界最先端というイスラエル発の実践型技術者育成プログラムを提供し、サイバー攻撃の対処法など学ぶトレーニングを実施していく。

 3社は「県内外でセキュリティー基盤の強化と県内での雇用創成や地域活性化に貢献したい」と語った。

(謝花史哲)