【訃報】朝妻彰さん死去 74歳 障がい者アート支える 特別支援学校卒業生の社会参画に尽力


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 朝妻彰さん(あさつま・あきら=アートキャンプ2001実行委員会代表、琉球新報活動賞受賞者)11日午後6時48分、病気療養中のところ豊見城市の病院で死去。74歳。新潟県新潟市出身。自宅は八重瀬町。告別式は14日午後1時半から2時、南風原町津嘉山1679の1、拓商セレモニー会館で。喪主は妻育子(いくこ)さん。

 養護学校(現特別支援学校)の教員だった1981年ごろから各地の共同作業所の設立に尽力。2000年に障がい者のアート展覧会「素朴の大砲」の実行委員会立ち上げから運営を務めるなど、特別支援学校卒業生の社会参画や生きがいづくりに貢献した。21年に第43回琉球新報活動賞(教育)を受賞した。