【東京】森下泰臣陸上幕僚長は15日の記者会見で、沖縄戦当時の日本軍第32軍の牛島満司令官らを弔う「黎明之塔」へ陸上自衛隊第15旅団長らが例年「参拝」していることの評価を問われ、「部隊の隊員が私的に慰霊をすることについて私の方からコメントすることはない」と述べた。
一方「慰霊の日」について「沖縄戦の戦没者の鎮魂と恒久平和のために県が設定しており、県民にとっても日本国民全体にとっても大変意義のある日だ」と強調した。
慰霊の日に合わせた黎明之塔への参拝は毎年、制服着用で続けられてきたが、昨年は中止された。
(明真南斗)