琉球ゴールデンキングスU18は15日、沖縄アリーナのサブアリーナでBリーグクラブのU18チームによる「リージョナルリーグ2023」に向けた練習を行い、報道陣に公開した。キングスは24日に開幕戦を迎え、沖縄市体育館で午前10時から島根スサノオマジックと、午後4時からバンビシャス奈良と対戦する。25日は午後1時から熊本ヴォルターズと戦う。入場無料。チームにとっては今季初の大会となる。
同リーグは北、東、西、南の4地区35チームが参加し、キングスは南地区。各地区上位2チームが10月開催の「エリート8リーグ」に出場する。エリート8リーグで上位3位に入るか、11月に開催される「チャンピオンシップ」で優勝することで、海外のクラブチームも参加する来年2月の「インターナショナルカップ」に出場することができる。
選手らは15日、パスの受け渡しや連携の確認、シュート練習や試合形式の練習も行った。与那嶺翼ヘッドコーチはチームの特徴について「堅守速攻を掲げるディフェンシブなチーム」と語る。「自分たちが今までやってきたことをしっかりコートの中で体現することが重要。3大タイトル(エリート8、チャンピオンシップ、インターナショナルカップ)をすべてとる」と意気込んだ。
主将の須藤春輝は「トップチームもBリーグを制覇して、ユースチームも日本一をとるモチベーションでやってきている。大事な開幕戦で、沖縄開催なので必ず全勝したい。小中学生が憧れる場所、見に来てくれる人にとって、勝敗以上の価値のあるものにしていきたい」と力を込めた。
(屋嘉部長将)