慰霊の日に向け、日本山妙法寺の鴨下祐一さん(39)の呼びかけで、県内外から集まった計9人の平和行進が15日、始まった。国頭村の辺戸岬から、辺野古ゲート前や読谷村のチビチリガマなどを経由し、22日には糸満市摩文仁の平和祈念公園に到着予定で、沖縄の歴史と現在を学ぶ。
鴨下さんは「県外の方にも沖縄戦のことを知ってもらうことで、戦争とは何かを理解してもらいたい」と話した。
タイから参加したピヤマス・リムスワンさん(46)は「沖縄に駐留する米軍基地について学びたいと思い、参加した。沖縄の戦争の歴史についても学んでいきたいと思う」と話した。
(金城大樹)