【中部】米空軍第18航空団は16日、嘉手納基地所属のF15戦闘機の退役に伴い同基地に巡回配備されているF35Aステルス戦闘機とF15Eストライクイーグル戦闘機を報道陣に公開した。同機が所属する戦闘中隊の司令官らが取材に応じた。
巡回配備に伴い周辺地域で騒音が激化していることについて、アラスカ州アイルソン空軍基地のマイケル・ミカス中佐は「F35のうるささは認識している。地元への影響を軽減するため心がけている」と強調した。
アイダホ州マウンテンホーム空軍基地のジェレマイア・キング中佐は「嘉手納基地のF15が順次帰還する中で、戦闘機配備に空白が生じないようにする」と抑止力維持をアピールした。
(石井恵理菜)