琉球新報社 
【糸満】4年ぶりとなる糸満ハーレーが21日に開かれるのを前に、小中学生を対象とした第29回少年少女ハーレー大会（糸満ハーレー行事委員会主催）が20日、糸満市の糸満漁港で開かれた。市内の小中学校から計32チームが出場、大人のハーレーに負けない熱戦を繰り広げた。
参加チームは往復400メートルのコースを、掛け声で息を合わせながら懸命にこいだ。学校の仲間と参加した西崎小6年の児童は「みんな、練習の時よりもタイミングを合わせようと頑張っていた。満足いくタイムが出せた」と話した。
糸満ハーレーは旧暦5月4日のユッカヌヒーに航海安全と豊漁などを祈願して開かれる。21日は午前10時から御願バーレーが始まる。午前9時～午後4時は会場周辺が交通規制される。糸満漁港北地区と同漁港南地区に臨時駐車場を設け、北地区駐車場からシャトルバスを運行する。
（岩崎みどり）
