【東京】玉城デニー沖縄県知事は19日、国家戦略特区計画の作成や規制改革について協議する内閣府の合同会議にオンラインで出席した。2024年度の新規事業として、外国人を含めた開業促進のための手続きの利便性向上を図る「沖縄県開業ワンストップセンター」の設置を提案した。
内閣府によると、外国人や外国企業の開業促進のため、登記、税務、社会保険などの法人設立に必要な申請窓口を集約した「ワンストップセンター」を設置する計画という。
玉城知事からは、ほかに保育人材の確保に向けた「国家戦略特別区域限定保育士事業」や、恩納村でのヤマブドウを原料としたワイン製造に関する「特産酒類の製造事業」など、すでに進行中の事業についても報告があったという。
(安里洋輔)