浦添市長の後援会、借入金の一部を収支報告書に記載漏れか 2013年度


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
松本哲治浦添市長

 【浦添】松本哲治浦添市長の後援会の2013年収支報告書で、12年に借り入れた資金の記載が漏れていた可能性があることが分かった。21日の6月定例会一般質問で又吉健太郎市議が指摘した。

 2012年の同後援会収支報告書で資産等の内訳には、3氏の名義で計900万円分の借入金記載があったが、13年の報告書には、2氏の名義で新たな借入金計805万円分の記載がされているのみだった。14年の報告書では、13年の報告書にない、12年の借入金とみられる記載が復活していたが、借入先の名義が一部変わっていた。松本市長は「持ち帰り、精査したい」と答弁した。

 又吉市議は議会で17年の収支報告書の借入金についても、記載に不備があるのではないかと指摘した。
 (藤村謙吾)